フコイダンと統合医療・自律神経自律神経免疫療法私たちの心と身体は、非常に密接につながっています。大きな心配事があれば食欲は落ちますし、元気もなくなって、朝起きるのも嫌になってしまいます。 また、 けがをしたり、病気になったりしたら、気分も憂鬱になってしまいます。それでは「何」が、心と身体をこんなに 密接に、つないでいるのでしょうか。 このような疑問を解明してくれたのが、新潟大学の安保徹教授と、福田稔医師による免疫理論です。 心と身体をつなぐもの、これは「自律神経」にほかなりません。 自律神経とは、血管や心臓、胃腸など内臓の働きを、意識とは無関係に調節している神経で、「交感神経」 と 「副交感神経」 があって、この2つが、シーソーのようにバランスをとって働いています。 人間の身体の機能は、この二つの自律神経のバランスによってコントロールされており、このバランスが崩れた時 に病気が発生します。 それは、このバランスが、免疫機能の 中心的な役割を果たす白血球の働きにも密接に関わっているからです。 白血球の中には、何種類かの免疫細胞が含まれますが、そのうちの95%を占めているのが、顆粒球とリンパ球です。 そしてその割合は、健康な人で、顆粒球の割合が約60%、リンパ球の割合が約40%ですが、病気になると、顆粒球の割合が大きく増えることが分かっています。 福田・安保理論によると、1 ) 交感神経が緊張して 顆粒球増加2 ) 副交感神経が緊張して リンパ球増加 という自律神経による白血球の調節や免疫との関係が明らかになってきました。 そして、自律神経のバランスのみだれが病気を起こすメカニズムが、きわめて明快に説明できるようになりました。 主に、過度のストレスなどで交感神経が緊張すると、これに連動して顆粒球が増加します。 顆粒球自体は、身体に入ってきた有害な異物を食べてくれる細胞ですから、それ自体が悪者だという訳ではありません。 ただ、顆粒球は増えすぎると、かえって体に害を及ぼすようになります。 役割を終えた顆粒球は血液に乗って粘膜へたどり着き、最後に活性酸素をまき散らし、周囲の粘膜組織を破壊するからです。 そのため、交感神経の緊張が続き顆粒球が増えすぎると、活性酸素も過剰に産生されて、組織は広範囲に破壊されて、その結果、粘膜に炎症がおこります。 ストレスが胃潰瘍を発症させる仕組みが、まさにこれです。そして、顆粒球がだす活性酸素は正常な遺伝子を傷つけて、ガン化させてしまうことも知られています。 また、交感神経の緊張は血管を収縮させて、血流障害も引き起こします。血流障害を起こすと細胞に必要な酸素や栄養素は届かず、老廃物など不要なものを流し去ることが出来なくなってしまいます。 このように、交感神経の過度の緊張は、病気を引き起こす環境を作り出してしまいます。 反対に副交感神経が過剰に優位になりすぎると、今度はアレルギー反応を起こすようになります。 つまり、アレルギー体質になってしまうのです。健康で過ごすためには、交感神経と副交感神経のバランスを良くして、きれいなリズムを保つことが大切です。 自律神経のバランスと 免疫環境交感神経優位の時 <−−−− 自律神経 −−−−> 副交感神経優位の時多 <−−−− 活性酸素 −−−−> 少 悪 <−−−− 血流 −−−−> 良 少 35% <−−−− リンパ球 −−−−> 41% 多 多 60% <−−−− 顆粒球 −−−−> 54% 少 病気 <−−−− 正常 −−−−> 病気 がんに対する免疫力をつかさどるのは、リンパ球の活性度です。 リンパ球の活性度を上げるためには、ストレスをできるだけ取り除いて「交感神経」の緊張を抑え、「副交感神経」を優位にする生活を心がけることが大切です。 「副交感神経」は、別名「休息のための神経」です。 休息時や睡眠時、食事をする時に優位に働くので、生活リズムを整えて、質の高い休息、質の高い睡眠をとることは、がんに対する免疫力を上げるために、とても大切なことです。 また、絶望ではなく、大きな希望を持つことだけで、免疫力は大きく改善します。逆に、悲嘆に暮れ、強いストレスを抱えこんだ状態では、どんなに素晴らしい治療法に出会い、たとえそれを実践したとしても、効果をもたらしてはくれません。 病気を治す上で、精神に関して大切なのは、病気を怖がらず、「必ず治る」 という信念を持ちつづけることなのです。 現代人のかかえるストレス日本人のストレス 1位 2位 3位男女総合 自分の健康 自分の老後の介護 仕事のこと 男性35〜64歳 仕事のこと 自分の健康 収入・家計 男性65歳〜 自分の健康 自分の老後の介護 家族の健康 女性35〜64歳 自分の健康 仕事のこと 老後の収入 女性65歳〜 自分の健康 自分の老後の介護 家族の健康 財団法人厚生統計協会「国民衛生の動向 2003年」参考 |