フコイダンと統合医療/腸内環境栄養補助食品6腸内環境をととのえることで、健康食品の成分吸収を、たすけてくれるもの「 天然酵母 」 「酵母」 とは、わずか数ミクロン (1ミクロンは、1000分の1ミリ ) という極めて小さな生物で、わたしたち人間の細胞と同じく、核 やミトコンドリアをもった真核単細胞生物です。 酵母は主として糖を代謝し発酵を促がしますので、例えばお酒やパン、味噌 (自然発酵) などを作るときにひろく用いられますが、酵母には多種多様な種類があり、現在は349種に分類されています。 近年、腸管内常在性微生物、いわゆる 「腸内細菌」 が 人間の健康にたいへん重要な役割を果たすことが分かってきました。 腸内細菌には有益な働きをする善玉菌もいれば、悪玉菌もいます。 善玉菌が多く生息していれば、おなかは健康ということになります。 善玉菌の主たるものが、発酵食品類に含まれる「酵母菌」や「乳酸菌」ですが、大半の方は、「善玉菌」 というと「乳酸菌」をイメージするのではないかと思います。 たしかに、乳酸菌も大腸でたいへん有益に働きます。 ただ、古くから日本人は、野菜や穀類など 「菜食」 を中心としてきたことから、長い年月をかけて、自然と小腸が長く「菜食」に適した体質になっています。そのためどちらかというと、乳酸菌は腸の短い欧米人との調和性が高く、腸が長い日本人には、小腸で働く酵母菌のほうが、より調和性が高いといわれています。 小腸は人間の自然治癒力(免疫力)を高めるシステムが、特に集中している所です。 栄養素と一緒に有害な物質が体内に入り込むのを防ぐために、全身の60%ものリンパ球が集中して、「腸管免疫」 という高度な免疫システムをつくりあげているのです。そのため、腸内環境が悪くなると、 栄養素の吸収が悪くなるばかりでなく、異常発酵などでできた毒素が、免疫システムに悪影響を与えて しまいます。 日本では古くから、味噌、醤油、酒、漬物などの自然発酵食品により、日常の食生活の中で、生きた野性の酵母の摂取が可能でした。しかし現在、市販されている発酵食品は、製品の袋がふくれてこないように、加熱処理や防腐剤、防沸剤を使用して、せっかくの発酵を抑えているために、酵母菌に関して言えば、その摂取がほとんど期待できない現状にあります。 また、コストの都合などで、速醸法とよばれる 短期間の発酵法 を用いているために、酵母菌自体が 有益な効果を持つまでに成長できていないという問題もあります。市販の発酵食品の多くは、数ヶ月以内の短期間に、形だけの発酵をさせるケースがほとんどになっているのです。 実は、酵母は生まれたての未熟な段階 (3ミクロン程度) では生理活性がほとんど期待できません。 有益な効果を期待するためには、 1〜1年半の長期熟成を経て、大人の酵母(7〜8ミクロン)にまでならないといけないのです。 良質な酵母の働き ・ 穀類の発酵と脂肪などの分解を助ける働きがあります。腸管内の蛋白質の腐敗を止め、野菜などに含まれる繊維質をやわらかくする力があります。 ・ 酵母は、細胞分裂によって自ら増殖しながら、摂取した糖から、ビタミン、アミノ酸、酵素、ミネラルなどの様々な栄養素も作り出します。 ・ 酵母の表面を覆っている細胞壁は、多糖体の 「グルカン」 と 「マンナン」 です。このグルカンは、キノコ類 (アガリクスなど) にふくまれるものと同じ、β-グルカンですので、腸管免疫を刺激して、免疫細胞を活性させます。 ・ 小腸には 「繊毛」 という粘膜の突起があって、ここから栄養分を吸収しますが、汚れがたまると栄養分を吸収しづらくなりますし、加齢とともに、この絨毛の数も減ってくることが分かっています。 良質の酵母には、この 絨毛 の再生をうながす働きがあることも報告されており、今後の研究成果に、益々期待が高まります。 日本補完代替医療学会にて発表された、良質コーボンの臨床試験の結果( 日本生活医学センター大西秀典内科医師による ) 1. 腸内腐敗の改善と整腸作用 2. 血中コレステロール低下作用 3. 糖代謝改善作用 4. 血中尿酸低下作用 5. 多血症と貧血の改善作用 6. 免疫異常 (免疫不全、アレルギー、自己免疫疾患) の改善作用 7. 疲労回復作用 8. 食欲改善作用 9. アルコール代謝改善作用 |